映画やアニメで、今では考えられない車の描写が表現されたりしていますが、実際にそのような技術の進歩が進んだ世界には、どんな車が街を走っているのでしょうか？
今回は、現段階で開発や構想が練られている未来の車について、世界ではどんなものが考えられているのかを、ご紹介していきたいと思います。
空飛ぶ車の開発は進んでいる
陸を走るのが車の当たり前ですが、いろいろな映画やアニメで散々未来の車として描かれているのは、「空を飛ぶ車」です。
もちろん、この空を飛ぶ車というものは、世界のあちこちで開発や構想が練られています。
オランダのパルヴィインターナショナルでは、地上を走るモードと、空を飛ぶためのフライトモードの両方を兼ね備えた車が販売されています。
すでに販売も行われているこの車、実に価格は6000万円。
空を飛ぶときはヘリコプターのような、形状に変化し空を飛ぶことができます。しかし、ヘリコプターにて空を飛ぶときは、免許が必要になるようです。
アニメや映画で登場するものとは、イメージが違いますが、既に空飛ぶ車というものは実際に存在することになります。
一般公開は2018年の春からなので、インターネットでもいろいろな情報を見ることができます。
しかし、もっとスマートでいつでも空を飛べるようなコンセプトの車もたくさん開発・構想が練られていますので、未来が楽しみです。
自動運転の未来は？
自動運転には6段階のレベルが設定され、手放しで運転することができるのはクラス3からとなっています。実はこのクラス3レベルの自動運転が搭載された車の販売もすでに決まっています。
さらに今後も自動運転のレベルは上がって行き、最終的にはレベル5の完全自動運転の未来もあります。
この完全自動運転は、ドライバーが乗っていないことを想定して作られる技術であり、全ての運転操作をシステムが行うことになります。
いつこの完全自動運転ができるのかは定かではありませんが、世界的には2040年にはできると考えている人がいます。
車体をモニター化？トヨタが考える未来の車
トヨタが未来の車としてコンセプト発表を行っているものがあります。
車とAI、もしくはインターネットなど物とインターネット接続し、情報を共有させる未来の車です。
IoTと呼ばれるもので、すでにスマート家電という形でその技術を利用したものは存在します。
車にIoTの技術が搭載されることで、車をただの移動手段から、生活の基盤になるように進化させます。例えば自分の心拍数や体調の変化を、医療機関などに情報として車を通して情報発信したりすることも可能になります。
車と医療？という一見繋がりが見つからないところにも、未来の車は繋がりを持てるようになります。
さらにAIなどの技術が加わってくれば、車と人が会話のできる時代もやってくるかもしれません。
メルセデスは荷物の配送や集荷を自動化する未来を考えています。
メルセデスが未来に車のコンセプトを発表していますが、その中には、完全自動運転化された未来の車を活用し、車がものを回収し、運搬する未来を描いています。
車の中は、輸送用な最適化されたデザインを採用し、荷物を自動運転で集配します。さらにドローンを併用し、車で移動しながらドローンで空を使って配送も行います。
集配と配送を同時に行えるので、物流システムが効率化されることによって、人が荷物を届けるという労働はなくなるかもしれません。
機械は疲れませんし、コンピューター制御で無駄のない効率的な運搬システムは魅力的ですね。
最後に
未来といっても、自動運転などの技術の進歩を考えるとそう遠くない未来には、いまと違った形の車が普通に公道を走っているかもしれません。
ここでご紹介した、未来の車というものは少し考えただけでもワクワクしますよね。
ここには紹介できなかった、様々な技術もまだまだあります。
未来にはどんな車が街中を走っているのでしょうか。
