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錆び付いたバッテリー

車のバッテリー寿命が近づいたときの3つの症状

車に搭載されているバッテリーは消耗品。
……ということは、寿命がきたら交換しなければいけません。

バッテリーの寿命は、多少前後するものの約2~3年。
バッテリーの寿命が近づいている場合は、今回ご紹介するような症状が現れますので、交換の時期の目安としてご覧ください!

車のバッテリー寿命が近づいたときの症状

【症状1】エンジンがかかりにくい

車のバッテリーでもっとも電力を使用するのは、エンジンを始動させるタイミング。
エンジンが掛からないバッテリー
バッテリーの寿命が近づいていると、このエンジンがかかりにくくなる傾向があります。

  • イグニッションを回し始めてから、エンジン始動まで時間がかかる。
  • エンジンをかけるときに、鈍く弱々しい音がする。

などといった症状が出てくるようであれば、早めのバッテリー交換を検討しましょう!

【症状2】停車時にヘッドライトが暗くなる

夜間にヘッドライトを点灯して走行しているときのコンディションからも、バッテリーの寿命を予測することができます。

暗闇でヘッドライトを点灯した車

走行中はヘッドライトが明るく点灯しているものの、停車時にちょっと暗くなってしまう

といった状態も、バッテリーの寿命が近づいているサイン。

走行中はオルタネイターと呼ばれる発電機によって必要な電力を発電していますが、停車時はバッテリーに溜まった電力を消費していくモードに切り替わります。
バッテリーの寿命が近づいていると充分な電力が供給できないために、ヘッドライトが暗くなってしまうといったしくみです。

【症状3】バッテリー液がにごっている

バッテリーのなかには、バッテリー液と呼ばれる液体が入っています。
バッテリー液のボトルとバッテリー
通常のバッテリー液は、水道水のような無色透明な色をしていますが、バッテリーが劣化している状態だとにごった色をしていることがあるのです。

バッテリー減少も目安の1つ

また、バッテリー液が少なくなっている場合も、バッテリー劣化の目安の1つとして考えられます。
自分での判断がむずかしい場合は、ディーラーや専門業者に相談するのもいいかもしれません。

バッテリー液を確認する場合は要注意!

バッテリー液は危険
バッテリー液が手についた場合は、すぐに水で洗い流しましょう。
また、バッテリー液の状態を確認する場合は、顔や目を近づけすぎないように注意してくださいね。

バッテリーは寿命が尽きる前に交換を!

寿命が尽きたバッテリーを交換
上記の方法だけでなく、バッテリーに記載された製造年月日をこまめにチェックして、適切な時期に交換するのも大切です。

製造年月日で寿命の目安がわからない!

そんな方は、ディーラーやガソリンスタンドなどでコンディションを確認してもらうのもオススメ。

バッテリーは車の走行に必要不可欠なものなので、きちんとチェックしておきましょうね♪

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