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ガソリン車VS電気自動車! あなたはどっち派?

ガソリン車VS電気自動車!あなたはどっち派?

世界的にガソリンを一切使わない「電気自動車」のシェアが増えてきています。
しかし、実際にガソリン車と比較して、電気自動車ってどうなの?と疑問に思う人も多いのではないでしょうか?
今回は、ガソリン車と電気自動車との気になる点を比較してみました。

ガソリン車に軍配!走行距離の比較!

ガソリン車と電気自動車を比べるとときに、気になるポイントの一つが航続距離ではないでしょうか?

電気自動車が出てきた頃は、一回で走れる距離が短いため実用性に薄い部分がありました。
しかし、今では技術の進歩が大きくなり、ガソリン車に追いつく勢いとなってきました。

日本で電気自動車といえば日産のリーフが有名です。リーフの最新機種として62kWhバッテリー搭載車が登場し、フル充電で570キロ走行が可能と言われています。(あくまでもメーカー発表値です。)

日産:リーフ [ LEAF ] | 充電・航続距離

一方、ガソリン車はタンクの容量や燃費によって差が出るので、どの車種と比較するかによって違いが出てきます。
中型車でトヨタのヴィッツぐらいの大きさの車と仮定すると、大体ガソリンタンク容量は40リットルぐらいで満タンです。
ハイブリッド車などは、リッター20キロ以上出ますが、普通のガソリン車ですと、燃費が良くて15キロからという具合です。
その仮定の元計算を行うと、40リットル×15キロとして600キロの走行が可能と考えられます。
実際には走行する場所、走り方によって電気自動車もガソリン車も、航続距離は大きく変わりますが、現時点では、ガソリン車の方が有利なようです。

ガソリン・充電、料金の比較

航続距離は、ガソリン車に軍配が上がりましたが、ガソリンや充電する場合のランニングコストに関してどうでしょうか?

日産のリーフが、航続570キロメートルと仮定して話を進めます。(実航続距離はもっと低いです。あくまでも仮定の話です。)

こちらもおよその計算になりますが、電気料金は、大手電力会社の高い料金設定ですと約30円/kWhの料金となります。
リーフのバッテリー容量は「62kWh」ですから、単純に62×30円で、フル充電一回で1860円ぐらいです。
続いてガソリン車ですが、先ほどのリッター15キロメートルで計算すると400キロメートル走るのに、約27リットルのガソリンが必要です。
(2019年10月1日現在)のガソリンのレギュラーの平均価格が約140円くらいです。
つまり、140円×27リットル=3780円となりますので、ガソリン車が割高だといえます。

これはあくまでも、自宅で充電する場合の想定ですので、急速充電や有料の充電を行う場合は、この限りではありません。

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その最大の魅力と言えば、全ての操作を運転席の周辺に配置されたパネルで一括して行えるところにあります。
これによって、運転中の目線の移動が少なくなり、安全性が格段に向上するからです。

また、高性能センサーが察知した情報を、ドライバーに音声などで知らせてくれるため、予期せぬ緊急時に於いても、スムーズな操作性を実現することが出来ます。

新たな強力アイテムの存在も

航続距離も伸びてきていますし、充電などのランニングコストもガソリン車に比べると安く抑えられる電気自動車ですが、一番のネックなのは充電時間です。
急速充電が発達している現在では、日産のリーフを基準にすると0%→80%までの充電時間が40分と公式では発表されています。
バッテリー容量の8割まで40分で充電できるのは、かなり速いように感じますが、ガソリン車と比べるとまだまだこの差が大きいといえます。
ガソリン車の場合は、どんなに遅くても数分で満タンまで入れることができるので、充電という手間は電気自動車のデメリットです。
さらに家庭用の200V電源を利用した充電ですと、100%の充電まで8時間かかるようです。
家に充電設備がある場合は、家にいる間に充電可能ですので問題ありませんが、出先で充電する場合は、この時間がネックになります。

最後に

ガソリン車VS電気自動車! あなたはどっち派?
「ガソリン車」と「電気自動車」の良く比べられる点を、簡単にですが比較してみました。
以前と比べると電気自動車も航続距離や充電時間など、技術が進んできて改善されてきているところも多くなってきています。
充電スポットも充実している昨今では、電気自動車の選択肢もありかもしれません。

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