家族や友人たちとドライブに出かけても、車の臭いが気になってまったく楽しめなかった……。
なんてことありませんか。
せっかくドライブするなら車の臭いを気にすることなくドライブを楽しみたいですね。
そこで、車の臭いの原因と消臭対策について解説します。
目次
車の臭いの6つの原因
毎日乗り慣れた車だと、臭いに慣れてしまって車の臭いにはなかなか気が付かないものです。
しかし、臭いが車内に染み付いていることが多々あるので、日頃からしっかりと対策をしておきたいです。
車の臭いの原因はさまざまですので、消臭対策の前に臭いの原因をしっかりと把握するようにしてください。
1. 体臭や汗の臭い
体臭や汗の臭いは、自分では全く気にならなくても、他人にはとても気になるものです。
長年利用している車には体臭や汗の臭いが染み付きますが、車内は密閉空間なので通常以上に臭いを感じるのが特徴です。
2. タバコの臭い
車内でタバコを吸うと、シートや天井・エアコンなど隅々までにタバコの臭いが付着して、臭いが取れなくなります。
タバコが苦手な人は、喫煙者の車に乗っただけですぐに気分が悪くなることもあるので、車内でタバコを吸うのは避けたほうが良いでしょう。
3. ペット臭
ペット臭も、車の臭いの原因に良くあげられます。
車内は密閉空間ですからペット臭がこもってしまいシートなどに臭いが染み付いてしまいます。
また、ペットの毛が床やシートに落ちてしまうことで臭ったり、ヨダレがシートに付いたり粗相をして臭ったりもします。
ペットを車に乗せた後は、車内の掃除をしてペットの毛をきれいに取り除くことが大切です。
4. 食べ物の臭い
タバコの臭いと同様に、車内で食べた食品の臭いも天井やシートに染み付いて、嫌な臭いの原因になります。
また、食べかすが床やシートの隙間などに入って臭うこともあります。
5. エアコンの臭い
エアコンからヌッとした嫌な臭いが出てくることがよくあります。原因はエアコン内部のカビや汚れです。エアコンの内部は結露が出やすいのでカビが発生しやすく汚れも溜まりやすいのです。
6. シートに染み付いた臭い
車のシートは、車内の臭いが染み付きやすいのが特徴です。
食べ物やタバコの臭いのほかにも、体臭や汗・香水などがシートに染み付いて、これらの臭いが混ざってしまい、不快な臭いの原因になります。
車の4つの消臭対策
車の消臭対策として、何よりも換気と車内のゴミを掃除機でこまめに吸い取ることが重要です。
しかし、それだけでは車内に染み付いた臭いを取ることはできません。
そこでおすすめの消臭方法を解説します。
1. 細かに掃除をする
車内の床やシートのごみを掃除機で吸い取って掃除をする人は多いと思います。しかし天井や内窓、ダッシュボートはどうでしょうか。天井や内窓には臭いが付着し、ダッシュボードにはゴミがたまっているものです。定期的に天井や内窓、ダッシュボードをふき取り、そのあとはしばらく換気をするようにしましょう。
2. 消臭剤を使用する
車内の消臭対策には、消臭剤も効果的です。
ファブリーズなどの市販の車内専用消臭スプレーを、シートやマットに撒くだけで効果があります。
また、重曹も消臭対策として効果的です。
重曹15gを水300ccによく混ぜて、バケツに入れて雑巾で拭いたり、スプレーに入れて使用します。
ただ革製品は、重曹を使うと変色することがあるので注意が必要です。
3. エアコンの消臭はスチームタイプの消臭剤
エアコンの消臭はスチームタイプの消臭剤がおすすめです。
エアコン内部やシートの内部の臭いの原因を取り除き、除菌も簡単にできます。
使用する際は窓を閉め切り、エアコンを内気循環などに設定して、スチーム消臭を行います。約10分で終了します。
4. 消臭グッズを設置する
脱臭炭やオゾン・イオンの力で臭いを取り除く脱臭機など、車内の消臭グッズにはさまざまな商品があります。
こうした消臭グッズを普段から車内に設置して消臭対策をすることも効果的です。
車の消臭対策は同乗者へのエチケット!
自分の体臭に気付かないのと同様に、自分の車の臭いにもなかなか気づかないものです。
同乗者へのエチケットとしても普段から車の消臭対策を心がけましょう。
